絵本「おはなしのもうふ」
「おはなしのもうふ」フェリーダ・ウルフ/ハリエット・メイ・サヴィッツ文 エレナ・オドリオゾーラ絵 さくまゆみこ訳(光村教育図書)2008年10月発行.25p.27×23㎝.1500円
雪に覆われた山奥の小さな村の子どもたちは、大きな“おはなしのもうふ”に座って、ザラおばあちゃんのお話を聞くのが大好きです。
お話を聞きに来ているニコライのもとに、靴下が届いたのを始まりに、マフラー、手袋、エプロンにショール、おくるみや帽子、それに猫のコートまで…、町の人々のもとに、あったかい毛糸のプレゼントが届くようになりました。みんなにプレゼントをしてくれるのは、いったい誰なのでしょう?
誰かにプレゼントが届くたびに、“おはなしのもうふ”は、小さく小さくなっていきます。
“おはなしのもうふ”が消えて、だれからの贈り物なのかがわかった時、今度は村人たちが、おばあちゃんをビックリさせる贈り物を届けます…。
寒い冬の心も体もあったかくするような絵本です。
まあるい顔に点で描かれる小さな目と口、白い余白を生かした色鮮やかな絵が、おしゃれですね。
「どんな場合でも、さがせば答えが見つかるものさ」。ザラおばあちゃんが、いつも困った時につぶやく言葉も、印象に残ります。











