おじいちゃんおばあちゃんの絵本

「おじいちゃんのまち」野村たかあき

おじいちゃんのまち (講談社の創作絵本Best Selection) Book おじいちゃんのまち (講談社の創作絵本Best Selection)

著者:野村 たかあき
販売元:講談社
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「おじいちゃんのまち」野村たかあき・作・絵(講談社)新装版2005年9月発行.32p.25㎝.1800円

ぼくのおじいちゃんは、隣町で一人暮らしをしています。お母さんが心配して、“一人で大変ですから、私たちの家にきて下さいね”と言っても、“わしはここで暮らすでいいよ”と言います。どうしてぼくたちの所に来て、一緒に暮らさないだろう。寂しくないのかな…。

ぼくは、おじいちゃんから誘われて、二人で銭湯に行くことに…。その道々、おじいちゃんが、町の人たちから次々と声をかけられ、楽しそうにふれあう姿を目にします。住み慣れた町で、声を掛け合いながら暮らしている…。おじいちゃんは一人で暮らしているけれど、一人ぼっちじゃないんだと気づくのです。

野村たかあきさんの木版画と手書きの字も、あったかい。第13回絵本にっぽん賞受賞作品です。

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絵本「いいからいいから 3」

いいからいいから(3) いいからいいから(3)

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「いいからいいから 3」長谷川義史・作(絵本館)2008年9月発行.24p.27×20㎝.1200円

「いいからいいから」第3弾。今回おじいちゃんが家につれてきたのは、貧乏神!

ぼくとおじいちゃんが散歩している時に出会った、きったないじいさん。自分は貧乏神で行くところがないと聞くと、おじいちゃんは言った。「そうですか、かみさまですか。いいからいいから、うちにきませんか」。

貧乏になったらどうしようと、ぼくが心配した通り、うちに帰ると泥棒に入られていた。そして、お母さんが財布を落とし、お父さんの会社がつぶれた。そこで、おじいちゃんがひと言。「さすがは貧乏神じゃ。あんたいいしごとしますなぁ」。

これ以上、貧乏になると困るでしょうと、貧乏神が置手紙を残していなくなった次の日、「うおっほほほほほ、ふくのかみでっせ、でっせ。もう心配いりまへんで。お金持ちでっせ」と陽気な福の神がやってきた。

でも3日たっても、なんにもいいことが起こらないわけは…。

シリーズのパワーは落ちてませんよ~。みんなでげらげら笑いとばしましょう~。

ラストページ、なぜかUFOに乗って帰っていく貧乏神と福の神。そしてぼくのうちに入った泥棒は捕まり、お父さんはラーメンの屋台をひいています…。

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絵本「すみれおばあちゃんのひみつ」

すみれおばあちゃんのひみつ Book すみれおばあちゃんのひみつ

著者:植垣 歩子
販売元:偕成社
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「すみれおばあちゃんのひみつ」植垣歩子(偕成社)2008年6月発行.32p.26×22㎝.1000円

すみれおばあちゃんは、近所でも評判の縫い物上手。でも、この頃、目が弱くなって針に糸を通すのが難しくなってきました。そこで、すみれおばあちゃんは、いつも家の前を通りかかった人に「糸を通してくださいな」とお願いすることにしています。

ある雨の日。なかなか人が通りません。窓際を通った三匹のかえるに頼んでみると、「いいですよ」と言って通してくれました。そして、縫い物上手のおばあちゃんに、やぶけてしまったハスの葉っぱのベットを見せて、直りますかと尋ねます。「おやすいごよう、なおしましょ」と繕ってくれたすみればあちゃんの前に、わたしもお願いと、羽がやぶれた蝶々や、落ちてこわれた巣を直して欲しいと言うひよどりがやってきます。

次々に繕っているうちに、孫のれんげちゃんのワンピースを刺繍する糸がなくなってしまったすみれおばあちゃんに、みんなが力を貸してくれました…。

糸や端布で、きれいに繕ってくれるおばあちゃん。その出来上がりは、直す前よりずっと素敵になるほど。ラスト、れんげちゃんのワンピースの刺繍を見て、にっこりすることでしょう。隅々まで細かく描かれた絵で、色彩もきれいな絵本です。

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「おじいちゃんのごくらくごくらく」

おじいちゃんのごくらくごくらく おじいちゃんのごくらくごくらく

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「おじいちゃんのごくらくごくらく」西本鶏介作 長谷川義史絵(すずき出版)2006年2月発行.32p.26×21cm.1100円

おとうさんもおかあさんもおつとめをしているので、ぼくはいつもおじいちゃんといっしょです。

おじいちゃんはおふろにつかるとき、くちぐせみたいに「ごくらく ごくらく」といいます。「ごくらくって なに?」ってたずねたら「しあわせなきもちになることだよ」とおしえてくれました。

いっしょに温泉に行こうと約束していたのに、おじいちゃんは急に入院することになり、そのままほとけさまのくにへいってしまいました…。

何度読んでも涙ぐんでしまいます。悲しいけれど、いいお話です。大好きだった人が亡くなっても、かわいがってもらった記憶と、たくさんの思い出は消えることはないと、あったかいものが残ります。おじいちゃんがいろんな場面で口にする「ごくらく ごくらく」という言葉には、“感謝感謝”という気持ちが込められているような気がしました。今年2007年夏休みの課題図書(小学校低学年)に選ばれていました。

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おじいちゃんの絵本

いいからいいから 2 (2) Book いいからいいから 2 (2)

著者:長谷川 義史
販売元:絵本館
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「いいからいいから 2」長谷川義史(絵本館)2007年8月発行.24p.27×20cm.1200円

前作が好評だったとみえ、「いいからいいから」の二作目が出ました。今度のもおもしろいですよー!

ぼくはおじいちゃんと温泉旅行に行った。夜になって布団に入ると、ヒュードロドロドロ。目を開けると、枕もとでおばけが笑ってた。

あわてておじいちゃんを起こしたら、「いいから、いいから。まっ、せっかくですからゆっくりしてください」…。

「いいから、いいから」と世話を焼き、相手のとまどいももろとろせず、サービス満点のおじいちゃん。(おじいちゃんは、状況をわかってるんだかわかってないんだか…という見方もできますが)

遠路はるばるお疲れでしょうと、おばけにマッサージをはじめるおじいちゃん。

「だいぶこってますな。からだがつめたくてかたい」「おばけですから ドロドロ」

「あしももみましょうか、スペシャルコースで」「いえ、あしはありませんから ドロドロ」

「そうじゃ、温泉に入りましょう。からだがあったまりますぞ」「いえ、ちのめぐりがよくなるとこまりますので ドロドロ」

おばけとおじいちゃんのやりとりが笑えます。はじめは冷静に対応(?)していたおばけも、やがて一緒に温泉に入り、おじいちゃんに身の上話を語るまでに…。いい意味で力の抜ける絵本ですね。こういうの大好き。

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絵本「忘れても好きだよおばあちゃん!」

忘れても好きだよ おばあちゃん! (あかね・新えほんシリーズ) Book 忘れても好きだよ おばあちゃん! (あかね・新えほんシリーズ)

著者:フェレーナ バルハウス,ダグマー・H. ミュラー
販売元:あかね書房
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「忘れても好きだよおばあちゃん!」ダグマー・H・ミュラー作 フェレーナ・バルハウス絵 ささきたづこ訳(あかね書房)2006年10月.25p.30㎝.1400円

わたしのおばあちゃんは、なんでもすぐに忘れてしまいます。コーヒーの入れ方も洗濯機の使い方も。それは、アルツハイマーという病気だからです。

アルツハイマーとは、どんな病気なのか?おばあちゃんがどんな時に不安になるのか?おばあちゃんはどんなことを喜び、わたし(語り手となる孫の女の子)は、どんなことをしてあげられるのか?

決して説明調ではなく、ストーリーの中にうまくとけこんで、おばあちゃんの病気への理解が深まるようになっています。特におばあちゃんの人生を一本の木にたとえて、おかあさんが主人公の女の子にするお話はわかりやすいです。

高学年くらいから。

たたみの部屋の写真展 Book たたみの部屋の写真展

著者:朝比奈 蓉子
販売元:偕成社
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「たたみの部屋の写真展」朝比奈蓉子(偕成社)198p.1200円

中学に入ったばかりのタモツとユウイチ。ふたりは空家の庭をかくれ家に決めたが、突然、家主のおばあさんとその娘が帰ってきた。

「とおる…、おまえかい?」

タモツは認知症であるおばあさんに、亡くなった息子と思いこまれ、夏休みの間、この家に通うことになる…。

はじめて老いと向き合った少年の、ひと夏の成長が描かれます。

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絵本「はやくあいたいな」

はやくあいたいな Book はやくあいたいな

著者:五味 太郎
販売元:絵本館
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「はやくあいたいな」五味太郎(絵本館)1979年8月発行.32p.20×27㎝.1200円

よおちゃんは、丘の上に住むおばあちゃんに急に会いたくなって、出かけました。ところがそのおばあちゃんも、急によおちゃんに会いたくなって出かけました。何度もすれ違う二人は、無事会うことができるのでしょうか?

すれちがう度にどんどんどんどん気持ちが高まって、絵本の中のスピード感も増してきます。「ヤッホウ!おばあーちゃん!」「ヤッホウ!よおーちゃん!」。会えた喜びを体いっぱいであらわす二人がほほえましいです。表紙の絵の二人もいい顔してるでしょ!

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