「おじいちゃんのごくらくごくらく」
| おじいちゃんのごくらくごくらく |
「おじいちゃんのごくらくごくらく」西本鶏介作 長谷川義史絵(すずき出版)2006年2月発行.32p.26×21cm.1100円
おとうさんもおかあさんもおつとめをしているので、ぼくはいつもおじいちゃんといっしょです。
おじいちゃんはおふろにつかるとき、くちぐせみたいに「ごくらく ごくらく」といいます。「ごくらくって なに?」ってたずねたら「しあわせなきもちになることだよ」とおしえてくれました。
いっしょに温泉に行こうと約束していたのに、おじいちゃんは急に入院することになり、そのままほとけさまのくにへいってしまいました…。
何度読んでも涙ぐんでしまいます。悲しいけれど、いいお話です。大好きだった人が亡くなっても、かわいがってもらった記憶と、たくさんの思い出は消えることはないと、あったかいものが残ります。おじいちゃんがいろんな場面で口にする「ごくらく ごくらく」という言葉には、“感謝感謝”という気持ちが込められているような気がしました。今年2007年夏休みの課題図書(小学校低学年)に選ばれていました。



