「天山の巫女ソニン (1)」菅野雪虫
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天山の巫女ソニン 1 金の燕 著者:菅野 雪虫 |
「天山の巫女ソニン 1.黄金の燕」菅野雪虫(講談社)2006年6月発行.255p.1400円
生後間もなく巫女として見こまれ、天山に連れて行かれたソニン。しかし、12才の時に才能がないと言われ、下界に下ろされます。
里に帰ったソニンは、両親や姉に温かく受け入れられ、友だちもできますが、戻ったのもつかの間、沙維の国の末の王子・イウォルの待女として、お城に召されることに。そして、王宮内の陰謀に巻き込まれることになるのです…。
先が気になる、先を読ませる書きかたで、どんどんどんどん読まされて、気がついたら一気読み。おもしろかったです。
主人公のソニンは、先日読んだ「RDG」の泉水子とは、真逆のキャラクター。巫女としての力は足りなかったけれど、腐ることなく、明るく前向きな女の子。
天山という世俗から離れた狭い世界を出て、いろんな人に出会い、人間のいろんな感情に接することになるソニン。彼女は、天山で12年間授かった知識を、大切な人たちの役に立てようとします。ソニンとイウォル王子の今後の関係も楽しみ。
ボリュームはありますが、高学年くらいの女の子におすすめしたい。
作者の雪虫というペンネームは、子どもの頃好きだった雪虫(この虫が飛ぶようになると雪が降る日が近いといわれる)からとったそうです。講談社児童文学新人賞作品。






