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2008年3月

絵本「ゆうびんやさんおねがいね」

ゆうびんやさんおねがいね ゆうびんやさんおねがいね
販売元:セブンアンドワイ
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もうじき遠くに住んでいるおばあちゃんの誕生日。コブタくんが思いついた、おばあちゃんがぜったい喜んでくれる“贈りもの”とは??

窓口係のイヌさん、郵便トラックの運転手のウサギさん、飛行機の機長のクマキャプテン、郵便局長のネコさん…へと、リレーされていくとっておきの「ぎゅっ」の気持ち。コブタくんの純粋な気持ちに協力する、みんなの優しさと温かさにあふれた絵本です。

リレーしていくうちに、恋がかなっちゃうカップルがあったりして…。喜んでくれたおばあちゃんからのコブタくんへのお返しにも、にっこりです。

「ゆうびんやさんおねがいね」サンドラ・ホーニング・文 バレリー・ゴルバチョフ・絵 なかがわちひろ訳(徳間書店)2007年9月発行.40p.29㎝.1500円

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2007年を振り返る

本日、東京ロマンチカ Book 本日、東京ロマンチカ

著者:中野 翠
販売元:毎日新聞社
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「本日、東京ロマンチカ」中野翠(毎日新聞社)2007年12月発行.285p.1238円

三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り Book 三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り

著者:三谷 幸喜
販売元:朝日新聞社
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「三谷幸喜のありふれた生活 6(役者気取り)」三谷幸喜(朝日新聞社)2008年3月発行.209p.1100円

新年度が始まろうとしてる今、前年を振り返るには遅すぎる感もありますが、毎年出る度に読みつづけているシリーズなので。

「本日、東京ロマンチカ」を読んでいて驚いたのは、映画「善き人のためのソナタ」の主演俳優ウルリッヒ・ミューエさんが2007年7月に胃ガンにより亡くなっていたこと。まだ54歳だったという…。

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桜の絵本

〔こどものとも 2007年4月号〕「おべんともって おはなみに」こいでやすこ・作(福音館書店)2007年4月発行.410円

“きつねのきっこのおはなし”シリーズ第5作目。きっこといたちのちいとにいは、お弁当と敷物をもって、お花見に。はなさきやまは、桜満開花盛り。自分より小さいうりぼうたちを気遣ったり、面倒とみたりと、ちょっぴりお姉さんになったきっこに出会えますよ。

そらはさくらいろ Book そらはさくらいろ

著者:村上 康成
販売元:ひかりのくに
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「そらはさくらいろ」村上康成(ひかりのくに)2002年発行.32p.26×20㎝.1200円

ストーリー性はないけれど、水色の広い空と、空に舞い散るピンク色の桜の花びらを見ていると、春だー!!とうきうきした気分になってきます。自分も外に出て、空を見上げたくなりますね。

はるかぜのホネホネさん (こどものとも傑作集) Book はるかぜのホネホネさん (こどものとも傑作集)

著者:にしむら あつこ
販売元:福音館書店
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「はるかぜのホネホネさん」にしむらあつこ(福音館書店)2007年2月発行.28p.27×20㎝.800円

ゆうびんやさんのホネホネさんシリーズの中の1冊。ホネホネさんは、ギコギコキーッと、自転車にのって今日も元気に配達です。

ガイコツの顔に似合わない(?)、ほのぼのとしたお話が、このシリーズの魅力でしょうか。ホネホネさんと言えば、モノクロの絵が特長ですが、見事に咲いた桜の部分だけ、ピンク色に塗られています。

「入学式の洋服をつくってください」「春になると鼻がムズムズするので診察に来てください」など、桜並木の中、ホネホネさんが届ける手紙にも、春が感じられます。

さくらのまち Book さくらのまち

著者:小林 豊
販売元:佼成出版社
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「さくらのまち」小林豊(佼成出版社)2007年2月発行.36p.28㎝.1600円

紙芝居のおじさんがいて、チャンバラごっこをしている子どもたちがいて…と、まだ時間がゆっくりと流れていた、昭和30年代頃のまちの風景でしょうか。懐かしい町並みと、詩的なストーリーは、年齢を重ねた方々にもいいかもしれません。

春の主役 桜 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ) Book 春の主役 桜 (絵本〈気になる日本の木〉シリーズ)

著者:早川 司寿乃,ゆのき ようこ
販売元:理論社
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「春の主役 桜」ゆのきようこ・文 早川司寿乃・絵(理論社)2006年3月発行.50p.25×21㎝.1470円

早川司寿乃さんの絵は、静謐でとても美しい。時間がふっと止まるような印象を持ちました。

“ソメイヨシノはなぜいっせいに咲くのか”、“サクラが咲くにはあたたかさ以外になにが必要なのか”などの疑問を解き明かしながら、全国のサクラを絵本の中で訪ね歩くことができます。

どうしてわかるの?サクラが咲く日 どうしてわかるの?サクラが咲く日
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
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「どうしてわかるの?サクラが咲く日」七尾純・著(アリス館)2002年1月発行.112p.20㎝.1300円

沖縄のサクラが北から南へと咲きすすすむのは、なぜなのか?そんな疑問を持った著者は、サクラ前線を追いかけながらに、サクラが咲くまでの間、どんな一年を過ごしているか?、サクラが開花するためにはなにが必要なのか?、開花予測の方法を調べていきます。そして、ソメイヨシノはクローン植物だという話を気象台の方から聞いて、ソメイヨシノのルーツをさぐっていきます…。

なにを使ってどんな風に調べていったらいいか、調べる過程も詳しく書かれていて、調べ学習の参考にもなります。

さくら さくら
販売元:セブンアンドワイ
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「さくら」野呂希一・写真 浅利政俊・解説(青冓社)2008年4月発行.191p.22㎝.2940円

サクラには、こんなにたくさんの種類があるとは、知りませんでした。(日本には、なんと約380種のサクラがあるとか…。この本の中では、そのうち151種類がとりあげられています)。個人的には、白っぽい花より、ピンクが強い花の方が好みかな。フルカラーのとてもきれいな写真集です。

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「天女の里がえり」中国の昔話

天女の里がえり―中国のむかしばなし (大型絵本) Book 天女の里がえり―中国のむかしばなし (大型絵本)

著者:君島 久子
販売元:岩波書店
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「天女の里がえり」君島久子・文 小野かおる・文(岩波書店)2007年10月発行.36p.27㎝.1600円

むかし、ある山の池に七羽の白鳥がおりてきて、天女の姿になり水あびをはじめました。それを見ていた若者は、羽衣一枚を隠し、天に帰れなくなった天女に妻になってほしいと頼みます。二人は結婚し、やがて子どもも生まれました。

ある日、天女は天井に隠された羽毛扇を見つけます。これがあれば、天のふるさとへ里がえりできると喜んだ天女は、夫と子どもをつれて天にのぼっていきました。

ところが、天女の父親は、娘が連れてきた人間の婿が気に入らず、彼に対して次々と難題を与えます…。

これは文章を書いた君島久子さんが、中国の少数民族ミャオ族の古老から直接聞いた民話なんだそうです。

ストーリーの前半は日本の羽衣伝説に似ています。後半は、若者(男)に難題が次々と課せられたり、番人と山犬に追われる若者が、天女が持たせてくれたとげの種、竹の種、山水の種を投げつけて(それぞれいばら、竹、山と海に変わります)難をのがれたりと、日本の昔話に(世界の昔話にも…ですが)重なるパターンがいくつか含まれています。

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「空飛ぶナース」

空飛ぶナース Book 空飛ぶナース

著者:山本 ルミ
販売元:新潮社
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「空飛ぶナース」山本ルミ(新潮社)2007年11月発行.255p.1400円

“エスコート・ナース”という仕事が存在することを、この本で初めて知りました。エスコート・ナースとは、海外でケガや病気になった患者さんを飛行機や救急車を使って、希望の場所(病院や自宅)まで付き添い送り届ける仕事なんだそうです。

著者は、“エスコート・ナース”として海外を飛び回りながら、ふだんは東京・六本木にある外国人専門の診察所“インターナショナル・クリニック”に勤務する看護士の女性。

エスコート・ナースは、どんな仕事で具体的にどんなことをするのか。そして、文化や宗教・慣習の違った方々が訪れるインターナショナル・クリニックならではでの体験が綴られていきます。

インターナショナル・クリニックの院長ドクター・アクセノフの波乱に富んだ半生についても触れられています。ドクター・アクセノフは、満州生まれのロシア人医師。八十歳を過ぎていますが、深夜でも早朝でも往診に出かけるスーパードクター。ドクターの往診に同行して出会った各国のVIPや芸能人の素顔も紹介されています。

世の中にはまだまだ知らない仕事がたくさんありますね。へぇ~、そんなことが…と、実際に働いてる方のエピソードをおもしろく読みました。海外で起こる様々なハプニングにも動じない強さと落ち着きに看護士という仕事の心髄を見たような気がします。

六本木の赤ひげ Book 六本木の赤ひげ

著者:飯島 一孝
販売元:集英社
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「六本木の赤ひげ」飯島一孝(集英社)2003年5月発行.185p.1500円

著者は、六本木のインターナショナル・クリニック院長ドクター・アクセノフに、その波乱に満ちた半生について一年半にわたって聞き取りをし、まとめたのがこの本になります。(ちなみに、この本の中では、アクショーノフという表記になっています).

ロシア革命後の内戦から逃れ、満州で生まれたアクショーノフは、18歳の時に日本から視察にきていた華族・津軽義孝氏と知り合い、日本への留学を勧められる。単身で日本にやって、医学を学び、医師となった。満州から日本にやってきた時には、満州国のパスポートで入国した。しかし、敗戦で満州国は消滅。彼は国籍を失い、無国籍の身となった。その後さまざまな理由でロシアや日本の国籍を取得することをやめたという…。

戦後、米陸軍病院に勤務したことで、通訳や治療を通じてA級戦犯として巣鴨プリズンに拘置されていた被告たちと交流があったといいます。また冷戦時にはスパイだと疑われて何度も事情を聞かれたり逮捕されたりもしたようです。

お金のある患者からはしっかりともらい、貧しい患者には無料で診察治療をする。往診にも積極的に出かけ、各方面からの信頼も厚く、1998年には、長年にわたり、人種・宗教・階層を問わず、患者の治療に尽力したとして、吉川英治文化賞を受賞しているそうです。

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パンダ本 (その1)

パンダ通 (朝日新書 73) (朝日新書 73) Book パンダ通 (朝日新書 73) (朝日新書 73)

著者:黒柳 徹子; 岩合 光昭
販売元:朝日新聞社
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「パンダ通」黒柳徹子・岩合光昭(朝日新書)2007年10月発行.200p.740円

パンダという動物の存在がまだ日本で知られていなかった頃、叔父がアメリカから買ってきてくれたぬいぐるみをきっかけに、パンダ博士となっていった黒柳さんのエッセイと、世界で初めて野生のパンダの撮影に成功した岩合さんの写真、そしてお二人の対談が収録されたもの。

10ぱんだ Book 10ぱんだ

著者:岩合 日出子
販売元:福音館書店
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「10ぱんだ」岩合日出子・文 岩合光昭・写真(福音館書店)2007年5月発行.24p.22×21cm.900円

1ぱんだ、2ぱんだ、3ぱんだ…。ページをめくるたびに、だんだんとパンダがふえていき、最後は10頭の赤ちゃんで10ぱんだ。

かわいくてかわいくてたまらないまるごとパンダの写真絵本。見てると気持ちがふにゃとなります。野原でごろんとしている2匹のパンダと、ミルクを飲んでる9匹のパンダが特にお気に入り。裏表紙でもいろんな表情のパンダが見ることができます。

上野の山はパンダ日和―泣いて、笑って、喜んで、いま Book 上野の山はパンダ日和―泣いて、笑って、喜んで、いま

著者:佐川 義明
販売元:東邦出版
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「上野の山はパンダ日和」佐川義明(東邦出版)2007年10月発行.180p.1400円

著者は、上野動物園で、ジャイアントパンダを23年間担当してきた元飼育係の方です。

上野動物園にはじめてパンダがやってきたのは、1972年の10月。当時、未知の動物だったジャイアントパンダの手探り状態から始まった飼育から、パンダの赤ちゃん誕生に向けてのプロジェクトチームの立ち上げ…。

ランランとカンカンの間にできた生を受けることが叶わなかった小さな命、上野動物園ではじめて誕生した赤ちゃんチュチュは、生後わずか43時間で死亡…。悲しい結果を乗り越えて人口授精を成功させ、待ちに待った赤ちゃんの誕生。上野動物園では、タンタンとユウユウの2頭が誕生しています。

経験を積み重ね1つ1つ学んできた知識を活かしながら仕事をする一方で、パンダにも、それぞれ個性があって、以前飼育したパンダがこうだったからといって、それが他のパンダ全てに当てはまるとは限らないそうです。人間の子育てに通じるものがありますね。

1人遊びをしたり、おかあさんに甘えているこどもの頃のタンタンの写真がとってもかわいらしい。やっぱり子どものパンダはかわいいなぁ~。巻末に上野動物園にいた9頭のパンダのプロフィールも掲載されています。

現在上野動物園にいるパンダは、リンリンただ1頭。ワシントン条約の締結と自然保護の観点から、今後中国から日本にパンダがくる可能性はほとんどないということです。

(追記 2008.4.30)上野動物園最後のパンダ、リンリンが死亡しました。平成4年に中国から来日。人間でいうと70歳の高齢だったそうです。もう上野動物園には、パンダはいないんですね。寂しいです…。

パンダの手には、かくされたひみつがあった! (動物ふしぎ発見) Book パンダの手には、かくされたひみつがあった! (動物ふしぎ発見)

著者:山本 省三,喜多村 武,遠藤 秀紀
販売元:くもん出版
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「パンダの手には、かくされたひみつがあった!」山本省三・文 喜多村武・絵 遠藤秀紀・監修(くもん出版)2007年12月発行.40p.26㎝.1400円

手でものを握るという行為は、ヒトやサルの仲間のみが持つ優れた技と言われています。そんな中、パンダがヒトやサルのように竹を握ることができるのは、どうしてなのか?1996年にその謎を解き明かしたのが当時国立科学博物館に勤めていた遠藤秀紀さんです。

彼の研究とパンダの手のしくみを、小学生にもわかりやすく説明した絵本です。

パンダがものを掴むことができるのは、5本の指と向かい合わせに“六指突起”と呼ばれる6番目の指があるからと長年言われてきました。遠藤さんは上野動物園にいたパンダのフェイフェイとフアンフアンが死んだ後の解剖学的研究により、パンダには7番目の指が存在することを発見します。

それによると、パンダは5本の指と、2本の偽の指(6番目と7番目と言われる指のことですね)のすき間に竹を通して、手首を深く曲げ、手のひらの筋肉で包み込んで竹を握るんだそうです。

ちなみにその謎を解き明かすきっかけとなったフェイフェイとフアンフアンの剥製と骨は、国立科学博物館におさめられているそうです。

        ※パンダ本(その2)は、こちらから

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