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2007年10月

「いちばんたいせつなもの」バルカンの昔話

いちばんたいせつなもの―バルカンの昔話 (世界傑作童話シリーズ) Book いちばんたいせつなもの―バルカンの昔話 (世界傑作童話シリーズ)

販売元:福音館書店
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「いちばんたいせつなもの」(バルカンの昔話)八百板洋子編・訳 ルディ・スコチル画(福音館書店)2007年3月発行.296p.1500円

バルカン半島にある、ブルガリア・ルーマニア・スロベニア・クロアチア・セルビア・アルバニア・マケドニア・トルコ・ギリシアの昔話、29編をあつめて編んだものです。

あとがきによると、このあたりはオリエントとヨーロッパの文化が混じり合い、長いあいだ異民族に支配されるという歴史をもつ地域だということ。そして、そうした時代に人々は昔話を語り伝えながら、民族のことばとかつての自分たちの文化の誇りを守っていたということです。

興味深かったのは、吸血鬼の話がいくつか入っていたことと、シンデレラや金のおの銀のおの話に似たお話があったことですね。(ドラキュラ公はルーマニアの人物で、シンデレラはドイツのグリム兄弟によるもの、金のおの銀のおのはイソップでしたよね)

マケドニアの「灰かぶりのマーラー」では、最後二人はお城で幸せに暮らしましためでたしめでたしではなく、灰かぶりの娘との結婚を反対された王子が王位もお城も捨てて一緒になりますし、トルコの「きこりとテーブル」では、泉の中から出てきたおじいさんが持っていたのは、金や銀のおのではなくなんとびっくりテーブルでした。そんなお国による昔話の違いをおもしろく読みました。

スロベニアの画家だというルディ・スコチル氏の挿絵が、昔話の雰囲気とぴったりとマッチしています。

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「ちいちゃんのかげおくり」

ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11) Book ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)

著者:あまん きみこ
販売元:あかね書房
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「ちいちゃんのかげおくり」あまんきみこ作 上野紀子絵(あかね書房)1982年8月発行.56p.26㎝.1200円

からだの弱かったお父さんが出征して行きました。そして、空襲の火の手から逃げ惑う中、ちいちゃんは、おかあさんやおにいちゃんとはぐれてしまいます…。

仲良く幸せに暮らしていた一家を散り散りし、命を奪っていった戦争。ひとりぼっちになってしまった幼いちいちゃんが、恐ろしい状況の中で、どんなに怖くてどんなに寂しかったかと思うとたまらなくなります…。小学生くらいから。

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わにわに シリーズ

妙に心惹かれるわにわにです。リアルでいかにもこわそうなわにわですが、やることや思考回路は小さな子どもと同じ。一見こわそうなキャラクターと、無邪気なかわいらしい行動とのギャップがおもしろいのかも。

ハードカバーになっていないものも含めると、シリーズ4作目まで出版されています。①わにわにのおふろ②わにわにのごちそう③わにわにのおでかけ④わにわにのおおけが(2006年7月号こどものとも年少版)となります。2才ぐらいから。

わにわにのおふろ (幼児絵本シリーズ) Book わにわにのおふろ (幼児絵本シリーズ)

著者:山口 マオ,小風 さち
販売元:福音館書店
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わにわにがおふろにはいります。湯船に浮かべたおもちゃで遊び、石けんぶくぶくあぶくをとばし、シャワーをマイクに歌います…。

“きゅるり きゅるり きゅるり わにわには じゃぐちを ひねります”、“タオルで からだを ふきました。ぐにっ ぐにっ ぐなっ ぐなっ”など、擬音がたくさん使われているんですが、言葉の選び方がおもしろいなと思います。

「わにわにのおふろ」小風さち文 山口マオ絵(福音館書店)2004年6月発行.24p.22×21cm.743円

わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ) Book わにわにのごちそう (幼児絵本シリーズ)

著者:小風 さち
販売元:福音館書店
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「わにわにのごちそう」小風さち文 山口マオ絵(福音館書店)2007年2月発行.24p.22×21cm.743円

わにわにのおでかけ (幼児絵本シリーズ) Book わにわにのおでかけ (幼児絵本シリーズ)

著者:小風 さち
販売元:福音館書店
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「わにわにのおでかけ」小風さち文 山口マオ絵(福音館書店)2007年9月発行.24p.22×21cm.743円

わにわにがねむれなくて外をみてみると、みんなどこかへいくようです。ついていくと、にぎやかなお祭りの夜店に着きました。わたあめ、おめんにきんぎょすくい、はなびもはじまりました…。

おめんのお店にはわにのおめんがあったりと、背景の絵にも遊び心がたっぷり。夏に読みたい1冊。

ハードカバーにはなっていませんが、

わにわにのおおけが」(こどものとも年少版2006年7月号)2006年7月発行.24p.21×20cm.380円

わにわにが工作をしている途中、ハサミでゆびを切ってしまいました。わにわには自分で包帯をぐるぐるぐるぐる大量にまいて、また工作をつくりはじめます…。

シリーズの中で一番、リズミカルに読めます。個人的には、この作品が一番好きかな。血がでると大げさに驚いて、巻いてく包帯もどんどんどんどん大きくなっていく…その気持ちよくわかるもので。早くハードカバーになりますように…。

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「チワンのにしき」中国民話

チワンのにしき―中国民話 Book チワンのにしき―中国民話

著者:君島 久子,赤羽 末吉
販売元:ポプラ社
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「チワンのにしき」君島久子文 赤羽末吉絵(ポプラ社)1977年7月発行.32p.27㎝.1200円

むかしむかし、チワンの村に美しいにしきを織るおばばがおりました。おばばは、町へ行った時に見つけた、見事な山里の絵をにしきに織ることにします。毎日毎日織りつづけて、三年目にやっとにしきが出来上がりました。

ところが、あやしい風が吹いてきて、あっという間にそのにしきをさらっていってしまいました。ロモ、ロテオ、ロロの三人の息子たちが、にしきをさがしに出かけますが…。

中国南西部に住むチワン族のあいだに語り伝えられたお話です。30年前に出版された絵本ですが、このお話、昔、教科書に載ってましたよね。ロロが、石の馬とともに火の山、こおりのうみを越えていく場面と、取り戻したにしきをひろげると村いっぱいに広がっていく場面が印象に残っています。

小学校中学年くらいから。

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芸術の秋 音楽の絵本

うたいましょうおどりましょう (あかねせかいの本) Book うたいましょうおどりましょう (あかねせかいの本)

著者:ベラ・B. ウィリアムズ
販売元:あかね書房
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「うたいましょうおどりましょう」ベラB.ウィリアムズ作・絵 佐野洋子訳(あかね書房)1999年12月発行.32p.21×26㎝.1300円

「かあさんのいす」「ほんとにほんとにほしいもの」に続く三部作。このシリーズ、色使いがとてもきれいなんです。

おばあちゃんが病気になりました。居間にあるかあさんのいすも“びん”もからっぽです。おばあちゃんはいつ元気になるかしら、そしてどうしたら前みたいにびんをいっぱいにできるかしら。そこでわたしは友だちと一緒に楽団をつくることにしました…。

“音楽は病気にきくよ”と、とても喜んだおばあちゃん。その言葉通り、近所の人たち総出のパーティはほんとに楽しそう。音楽は人を笑顔にする力がありますね。小学校中学年くらいから。

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世界の絵本(ロシア)

きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) Book きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)

著者:フランチェスカ ヤールブソワ,ユーリー ノルシュテイン
販売元:福音館書店
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「きつねとうさぎ」F・ヤールブソワ絵 Y・ノルシュテイン構成 こじまひろこ訳(福音館書店)2003年11月発行.32p.31×22㎝.1200円

ロシアの昔話です。

「ぼくのいえは 木のかわのいえ。きつねのいえは こおりのいえ。はるがきて こおりのいえは とけてなくなった。すると、きつねは ぼくのいえに むりやり はいって、ぼくを おいだし、いれてくれない」

と、うさぎがないていると、「じゃあ、いっしょに きつねを おっぱらおう!」と、おおかみもくまもうしも助けてくれようとするのですが…。

くりかえしの絵本です。同じフレーズが繰り返されるので、何度も読んでいるうちに、覚えてしまうほど。からだの大きな、力の強いどうぶつではなく、小さな意外などうぶつが、きつねをやっつけってしまうお話です。

どのページも枠の中に絵が描かれていて、まるで人形劇の舞台のようです。

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桐野夏生「魂萌え!」

魂萌え ! Book 魂萌え !

著者:桐野 夏生
販売元:毎日新聞社
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「魂萌え!」桐野夏生(毎日新聞社)2005年4月発行.477p.1700円

夫の突然の死、死後にわかった10年にも渡る夫の裏切り、子どもとの遺産争い…。愛人の存在や遺産争いは別にしても、配偶者を亡くした孤独感というのは、いつ我が身にふりかかるかわからないし、経験した人にしかわからないものなのかもしれないと、ただただ、身につまされました。

専業主婦として子どもを育て、倹約し都内に家も建てた。それを長年音信不通だった息子に、居場所も財産も奪われそうになるのを、キリキリと腹立たしい思いで読みました。

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食欲の秋 おいしい絵本

あれこれたまご (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) Book あれこれたまご (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん)

著者:とりやま みゆき
販売元:福音館書店
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「あれこれたまご(かがくのとも傑作集)」とりやまみゆき 中野滋(福音館書店)2007年5月発行.28p.26×23㎝.838円

やったぁ!こうてもろたでぇ!このひと おりょうり すきそうや。ほな みなさんおさきぃに。

スーパーに並んだたまごが買われ、いろんな料理に変身するまでを描いた絵本。おもしろいのは、それが関西弁をしゃべるたまごの目を通して語られることですね。

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読書の秋 本を題材にした絵本

いたずらハーブえほんのなかにおっこちる いたずらハーブえほんのなかにおっこちる

販売元:楽天ブックス
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「いたずらハーブ えほんのなかにおっこちる」ローレン・チャイルド作 なかがわちひろ訳(フレーベル館)2003年8月発行.36p.31×26㎝.1400円

「こわがりハーブ えほんのオオカミにきをつけて」に続く、ハーブのおはなし第2騨!

ある日、ハーブはベッドの中でおとぎばなしの本を開いたままねむってしまいました。ふっと目がさめると、「3びきのくま」の家のベッドの中。目の前では“きんいろまきげちゃん”がキンキン叫んでる!どうやら、ハーブはおとぎばなしの絵本の中におっこちてしまったようです…。

ハーブは絵本が大好き。でも、いたずらハーブの絵本は落書きに食べこぼし、シールを貼ったり切り抜いたり…。それが絵本の世界におっこちたハーブにとって大変なことに…。

ハーブが迷い込んだお話は、「3びきのくま」に「ヘンゼルとグレーテル」、「ラプンツェル」に「ながぐつをはいたねこ」「シンデレラ」とおなじみのお話。コラージュの使い方がなんとも楽しく、なんとも斬新です。小学生くらいから。

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三浦太郎 はたらくくるまシリーズ

とどくかな (はたらくくるま) Book とどくかな (はたらくくるま)

著者:三浦 太郎
販売元:偕成社
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「とどくかな」三浦太郎(偕成社)2007年6月発行.24p.18×18㎝.840円

よいしょ (はたらくくるま) Book よいしょ (はたらくくるま)

著者:三浦 太郎
販売元:偕成社
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「よいしょ」三浦太郎(偕成社)2007年6月発行.24p.18×18㎝.840円

まかせとけ (はたらくくるま) Book まかせとけ (はたらくくるま)

著者:三浦 太郎
販売元:偕成社
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「まかせとけ」三浦太郎(偕成社)2007年6月発行.24p.18×18㎝.840円

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芸術の秋 絵や美術館を題材にした絵本

きこえるきこえるえのおとえのこえ きこえるきこえるえのおとえのこえ

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「きこえる きこえる えのおと えのこえ」長谷川摂子・構成・文(福音館書店)2005年6月発行.32p.26×24㎝.1500円

水の音、風の音、雨の音…。4月から翌年のまた4月まで、季節を追って並べられた13枚の名画の中から、いろんな音が聞こえてきます…。

長谷川摂子さんの感性と想像力から紡ぎ出された言葉の、なんと心地いいことか。こんな風に絵を楽しむのもいいなぁと思わせてくれます。

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小中学生にもわかる地球温暖化に関する本

地球温暖化問題に取り組んできた、前アメリカ副大統領のゴア氏と「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が、ノーベル平和賞を受賞しましたね。

京都議定書がわかる絵事典―地球の環境をまもる世界基準 数値目標から身近な取り組みまで Book 京都議定書がわかる絵事典―地球の環境をまもる世界基準 数値目標から身近な取り組みまで

販売元:PHP研究所
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「京都議定書がわかる絵事典」(PHP研究所)2006年1月発行.79p.29㎝.2800円

エネルギー絵事典 Book エネルギー絵事典

販売元:PHP研究所
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「エネルギー絵事典」(PHP研究所)2006年7月発行.80p.29㎝.2800円

地球温暖化 (池上彰の君ならどう考える、地球の危機 1) Book 地球温暖化 (池上彰の君ならどう考える、地球の危機 1)

著者:アンソニー・リシャック
販売元:文渓堂
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「地球温暖化(池上彰の君ならどう考える地球の危機1)」アンソニー・リシャック著 吉井知代子・訳 池上彰・日本語版監修(文渓堂)2007年3月発行.31p.29㎝.2800円

天気と気象 (ポプラディア情報館) Book 天気と気象 (ポプラディア情報館)

著者:武田 康男
販売元:ポプラ社
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「天気と気象(ポプラディア情報館)」(ポプラ社)2006年3月発行.191p.29㎝.6800円

ツバル―海抜1メートルの島国、その自然と暮らし Book ツバル―海抜1メートルの島国、その自然と暮らし

著者:遠藤 秀一
販売元:国土社
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「ツバル」遠藤秀一/写真・文(国土社)2004年2月発行.40p.23㎝.1600円

南太平洋、フィジーの近くに9つの小さな島々からなる「ツバル」という国があります。ツバルは、地球温暖化のために海面が上昇し、このまま放置すると、21世紀の半ばには海中に沈んでしまうことが予想されています。

ツバルで暮らす人々の暮らしぶり、温暖化の影響による被害が目立つようになってきた島の様子を追いかけた写真絵本です。

なぜツバルにこのような被害が起きているのか…。巻末には、その原因となっている地球温暖化についての説明と、ツバルの国のデータや歴史についても掲載されています。

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「いぬとねこ」韓国の昔話

いぬとねこ―韓国のむかしばなし Book いぬとねこ―韓国のむかしばなし

著者:ソ ジョンオ,シン ミンジェ,おおたけ きよみ
販売元:光村教育図書
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「いぬとねこ」ソ・ジョンオ再話 シン・ミンジェ絵 おおたけきよみ訳(光村教育図書)2007年7月発行.28p.27×27㎝.1600円

韓国の昔話。コラージュ絵本です。

むかしむかし、いぬとねこと暮らしているおばあさんがいました。ある日おばあさんは、漁師にとらえられて泣いていたすっぽんを逃がしてやりました。助けたすっぽんは竜王の息子で、あくる日いっしょにりゅうぐうに行きましょうとおばあさんを迎えにきます。おばあさんはりゅうぐうで楽しく暮らし、帰る日にみやげとして、竜王から魔法の玉をもらいました。

魔法の玉のおかげで豊かになったおばあさんのうわさが、川向こうに住む欲張りばあさんの耳にも入りました。そして、ある晩よくばりばあさんがやってきて、にせものの玉とすりかえてしまいました。

おばあさんが飼っているいぬとねこは、魔法の玉をとりかえしに、よくばりばあさんの家へと向かいました…。

まるで「うらしまたろう」だなぁと思って読んでいると、そこからまた新たなお話が展開していきます…。うらやんだ欲張りばあさんに大事なものを奪われてしまうというのも、日本の昔話に似たお話がありますよね。

韓国語では、犬の鳴き声は“モンモン”、ねこの鳴き声は“ヤオン”と表すそうです。(言われてみれば、そう聞こえなくもないです…)

ねこは家の中で、犬は外で飼われるようになったことの由来のお話でもあるそうです。

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じゃがポックル

夕方からのスーパーニュース(フジテレビ)で、色々あって生産を中止している「白い恋人」に代わる北海道みやげとして、カルビーの「じゃがポックル」が注目されていると放送していました。

おぉ!じゃがポックル!!一度おみやげとしていただいて、おいしかったことを思い出します。ポテトフライのように細長くてサクサクしてて…。その時、すごく人気があって朝早い時間に空港(千歳)に行かなければ売り切れてしまうんだよと聞いていましたが、ホントにあっという間に売り切れる映像にびっくり。(現在生産が追いつかない状態というインタビューも流されていましたが…)。ネット販売も、45秒、47秒など1分もかからずに売り切れていまうという話に二度びっくり。

限定販売なのかぁ。そう聞くと余計食べたくなる私です。

       Calbee(カルビー)公式サイト じゃがポックル紹介ページは、こちらから

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星野直子「星野道夫と見た風景」

とんぼの本 星野道夫と見た風景 (とんぼの本) Book とんぼの本 星野道夫と見た風景 (とんぼの本)

著者:星野 道夫,星野 直子
販売元:新潮社
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「星野道夫と見た風景」星野道夫.星野直子(新潮社)2005年1月発行.125p.1300円

星野道夫さん39歳、その後奥様となる直子さんは22歳。二人は、1991年暮れ、星野さんのお姉さんの紹介で、お見合いという形で出会います…。(福音館の“たくさんのふしぎ傑作集「アラスカたんけん記」の扉で、エスキモーのパーカーを着て立っている写真が、星野さんのお見合い写真だったそうですよ)。

1996年夏、ヒグマの事故で亡くなった星野道夫さん。直子さんが、二人で過ごした5年間を初めて語ります…。

直子さんの回想録とともに、その時期撮影し作品として残した写真とエッセイの抜粋も同時に掲載されています。

亡くなった後、直子さんが年譜を作る作業をしていたら、結婚をした年には、直子さんの好きな花の撮影が多く、初めて撮影に同行する奥様のために安全な行程を組んでくれていたこと、また、お子さんが生まれた次の年の夏には長期の撮影を一度も入れていないことに気がついたと言います。息子さんの誕生をどんなに喜び、かわいがっていたか…。星野さんの家族への愛情がたっぷりと伝わってきて、切なくなりました。

5年間を時系列に並べ追っているので、アラスカに拠点を置きながら、星野さんの興味がどんな風に広がっていったのかも知ることができて興味深かったですね。今まで断片的に読んできた星野さんの作品が一本につながった感じです。

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絵本「いのちのおはなし」

いのちのおはなし Book いのちのおはなし

著者:日野原 重明
販売元:講談社
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「いのちのおはなし」日野原重明・文 村上康成・絵(講談社)2007年1月発行.1300円

95歳の聖路加病院名誉院長(ベストセラー「生き方上手」の著者と言った方がなじみがあるでしょうか)日野原先生が小学校で10歳の子どもたちに向けて行なった“いのちについて”の授業を絵本化したものです。

いのちは、どこにあると思いますか?友達同士で心臓の音を聞いて、生きている証拠を確かめてみよう…。

時間をつかうことは いのちをつかうことです。

これから生きていく時間。

これから先の、君たちがつかえる時間。

それが、きみたちのいのちなんですよ。

村上康成さんが描く日野原先生は、かわいらしく、とてもよく似ています。

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おいいしい絵本(かぼちゃ)

ぐりとぐらとすみれちゃん (こどものとも傑作集) Book ぐりとぐらとすみれちゃん (こどものとも傑作集)

著者:やまわき ゆりこ,なかがわ りえこ
販売元:福音館書店
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「ぐりとぐらとすみれちゃん」(こどものとも傑作集)なかがわりえこ文 やまわきゆりこ絵(福音館書店)2003年10月発行.32p.20×27㎝.800円

ぐりとぐらは、にんじんといんげんのはたけをつくっています。今度はかぼちゃをつくろうとはりきっていると、「こんにちは、かぼちゃです。あまい、ぽくぽくのかぼちゃです」と声がしました。そこには、大きなリックをしょったすみれちゃんが立っていました。すみれちゃんがおみやげといって出したのは、世界にひとつしかないおおきなすみれかぼちゃでした…。

大きなかぼちゃをどうやって切ろうかと考えていると、“おかあさんは、いつもこうやるのよ”と言って、すみれちゃんがある方法でかぼちゃをまっぷたつに割るのです。それがなんとも大胆で可笑しくなります。そして、みんなでつくるかぼちゃ料理のおいしそうなこと!“かぼちゃのぺちゃぺちゃに、ぺたぺたやき”ってどんな料理なんでしょうね。

ぐりとぐらに初めて登場する人間の女の子・すみれちゃんは、幼くして亡くなった実在の女の子をモテルにしていうそうです。

かぼちゃスープ Book かぼちゃスープ

著者:ヘレン クーパー
販売元:アスラン書房
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「かぼちゃスープ」ヘレン・クーパー作 せなあいこ訳(アスラン書房)2002年4月発行.32p.27×27㎝.1600円

一緒に暮らす、ねことりすとあるひのなかよし三人組。この家では、けんかは起こらない。なぜかというと、役目がちゃんと決まっているから。三人で仕事を分担し、世界一おいしいかぼちゃスープをつくるのさ。

ところがある朝、あひるが「ぼくがスープをかきまぜる」言ったことで、大げんか。とうとうあひるは出ていった。夜になっても戻らない。ねことりすが暗い森へさがしに行ったが見つからない…。

自分の役割は決まってるけれど、他の人がやってることもおもしろそうだ、やってみたーい!その気持ちはわからなくはないですよね。出て行って帰ってこないあひるにイライラしたり心配したり…。その気持ちもよーくわかる!

リズミカルな文章と、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したというあったかく緻密な絵で描かれます。

パンプキン Book パンプキン

著者:ケン・ロビンズ,千葉 茂樹
販売元:BL出版
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「パンプキン」ケン・ロビンズ写真・文 千葉茂樹・訳(BL出版)2007年10月発行.1470円

ハロウィンに使われるジャイアント・パンプキン。春に種を蒔いて大きくなっていく風景を写真で追っていきます。オレンジ色の大きなかぼちゃが畑にごろごろなっているのは圧巻です。鮮明じゃない古い感じに仕上げた写真です。

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運動会の絵本

ぼくのおねえちゃんはビリだぞ Book ぼくのおねえちゃんはビリだぞ

著者:そうま こうへい
販売元:架空社
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「ぼくのおねえちゃんはビリだぞ」そうまこうへい(架空社)1998年10月発行.850円

ぼくのおねえちゃんは、歌はうまいし、絵もうまい。勉強だってできるけど、かけっこがダメだ。運動会の1週間前の日曜日、おとうさんが特訓してくれた。

運動会当日、おねえちゃんは途中までなんと3位!けれど、ころんでしまって…。

ころんじゃって、またビリになってしまったけど、最後まであきらめずに一生懸命走ったおねえちゃん。がっかりしているおねえちゃんに弟が言います。“おねえちゃん、ビリじゃないよ。一等賞だよ。みんなの中で一番頑張った、一等賞だよ”。

「ぼくのおとうさんははげだぞ」「ぼくのおかあさんはでぶだぞ」など、衝撃的な(?)タイトルシリーズの中の1冊。タイトルは衝撃的ですけど、いいお話です。

 よーい どんけつ いっとうしょう よーい どんけつ いっとうしょう
販売元:セブンアンドワイ
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「よーいどんけついっとうしょう」梅田戸俊作・佳子・作・絵(岩崎書店)1985年5月発行.32p.1100円

一年生の50メートル競走。“ぼく”は、順番待ちをしている時、緊張してトイレに行きたくなりました。トイレに急ぐ途中、泣いている小さな子をほっておけなくてお世話をしあげるのですが、かけっこに間に合わなくなり、一人で走るはめになります…。

泣いている小さな子を介抱してあげる優しい気持ちと、一人で走り出してしまった後悔と恥ずかしさ。そして事情がわかった先生にあったかい言葉をかけてもらった時の嬉しい気持ちが、丁寧に描かれます。

先生から借りたはちまきをキリリと締めて、今度の障害走をがんばるぞと誓う姿に、思わず声援を贈りたくなりました。

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魔女の絵本

しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ) Book しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ)

著者:エミリー・ホーン
販売元:小峰書店
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「しつれいですが、魔女さんですか」エミリー・ホーン作 パヴィル・パヴラック画 江国香織訳(小峰書店)2003年10月発行.25p.30×25㎝.1300円

黒ねこのハーバードは、のらぐらしで孤独なねこです。ある日、ハーバードは図書館で“魔女の百科事典”を見つけます。そこには、“魔女が一番愛するのは黒猫である”と書いてありました。

もし魔女を見つければ、ぼくはもうさびしい思いをしなくてすむ…。そう考えたハーバードは、魔女をさがしに出かけます…。

百科事典に書かれていた魔女の格好と同じような人を見かけると、ハーボードは声をかけます。「しつれいですが、魔女さんですか」…。

そう訳した江国さんてすごい!って思いました。だって、ほんとにそんな風な丁寧な言い方をしそうな猫なんですもん。いとおしくなるくらい。ラスト、これからたくさんかわいがってもらえそうよという予感に、にっこりです。

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ほぼ日手帳2008 届きました

来年版のほぼ日手帳が届きました。

ひとめぼれして買ったチェリー(濃いピンク色)。かわいいです!やっぱりこの色にしてよかった~。ほぼ日手帳は、これで5冊目になりますが、一番気に入った色です!

重たいのが私の1番の悩みの種だったので、今回はおまけのメモ帳さえ入れないことにして、すっきりと軽量化を試みることに。

そして、酒井駒子さんのポストカードをはさんで、初めてカバー・オン・カバーにしてみました。これがまた、なかなかマッチしていて、かなりご満悦。うふふふふ。ビニールがやぶけてしまうまで、これで使ってみます。

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桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」

赤朽葉家の伝説 Book 赤朽葉家の伝説

著者:桜庭 一樹
販売元:東京創元社
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「赤朽葉家(あかくちばけ)の伝説」桜庭一樹(東京創元社)2006年12月発行.309P.1700円

製鉄業で財を成した鳥取の旧家・赤朽葉家。“千里眼奥様”と呼ばれた赤朽葉万葉、その娘で売れっ子漫画家の毛鞠、この物語の語り手で現代に生きる瞳子。高度経済成長期、バブル、平成と、時代の波を背景とした、赤朽葉家三代にわたる女たちの物語です…。

いやー、おもしろかったです。オススメ。

旧家といっても、窮屈さはなく、自由な風の中でパワフルに生きる赤朽葉家の人々。彼らに圧倒されながらも、読み始めるとやめられないとまらない…。

姑にあたるタツを含め、万葉、毛鞠のキャラクターが強烈で、波乱万丈な生涯だったせいか、孫の瞳子の章になると、薄味というか、ちょっとトーンダウンした感じがありました。そのパワーのなさが現代なのかもしれませんね…。

著者の桜庭一樹さんは、名前の印象で男性かと思っていたのですが、女性だったんですね…。

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映画「ミス・ポター」を見てきました

ミス・ポター (初回限定生産 特製パッケージ) DVD ミス・ポター (初回限定生産 特製パッケージ)

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2008/02/08
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「ピーターラビット」の作者ビアトリクス・ポター。古い慣習にとらわれず、自分の意思で自分らしく生きたポターの半生が描かれます…。

上流階級の娘ポターと編集者ノーマンの恋を主軸に、ピーターラビット誕生の秘話、階級社会が色濃く残り、女性が仕事を持つことなどあり得なかった時代に、自分で収入を得て自立し、湖水地方に移り住み自然を守るというライフワークを見つけるまでを描きます。あまり枝葉までは描かずに、1時間半にすっきりとまとめたという印象です。(この映画でポターに興味を持たれた方は、たくさんの伝記等が出版されています→こちらから)

衣装や、家具・調度品にうっとりし、湖水地方の自然に心癒されました。もうそれだけでもお金をはらった値がありました。

ピーターやあひるのジマイマなど、ピーターラビットシリーズの動物たちも多数登場!絵本をまたゆっくり再読しようと思います。

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