食育の絵本(2)
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鯨を捕る 著者:市原 基 |
「鯨を捕る」市原基・写真・文(偕成社)2006年7月.64p.27×23㎝.1800円
1982年、南氷洋(南極海)。3ヶ月間、捕鯨船に同乗取材した写真家の記録です。
捕鯨船に同乗取材してから24年、そして商業捕鯨の一時停止から20年がすぎました。今いちど「捕鯨」とは何なのかということを伝えておきたいと思い、この本をつくることにしました。(あとがきより)
この本で追いかけているような南氷洋での商業捕鯨は中止され、現在は年間500頭ほどの調査捕鯨と、日本沿岸での小型の鯨の捕鯨を行なっているそうです。
鯨を追う男たちと鯨との格闘、一片の肉も無駄にしない甲板の上での解剖など、熟練とチームワークを要する作業の様子が、迫力ある写真から伝わってきます。
(個人的には、昔、給食で出た鯨の竜田揚げも、魚屋さんで売られていた真っ赤な鯨ベーコンも苦手だったのですが…。)日本では縄文時代から食べられていたいう伝統ある鯨食文化と、捕鯨に対する認識というものを今一度考えされられる1冊。高学年くらいから、大人まで。
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しょうたとなっとう (ふしぎいっぱい写真絵本) 著者:星川 ひろ子,星川 治雄,小泉 武夫 |
「しょうたとなっとう」星川ひろ子・星川治雄・写真・文 小泉武夫・原案・監修(ポプラ社)2003年11月発行.36p.21㎝
納豆がどのようにできているのかがわかります。
「カレーライスがやってきた」(たくさんのふしぎ傑作集)森枝卓士・文・写真(福音館書店)1992年10月発行.40p.26×20㎝
日本のカレーライスの歴史を紐解く1冊。
“カエル、エビ、タイ、ハマグリ、ネギ、ショウガ、ニンニク、バター、カレー粉、塩、小麦粉”。さて、この材料で作られた料理とは?? 答えは、明治時代に日本に入ってきた最初のカレーなんだそうです。(「西洋料理指南」より)
ではこのカエルカレーは、どこから伝わってきたのでしょうか?インドを訪ねてみると、インドにはカレー粉というものがないということがわかります。インドのカレーはどんなものなのか?そしてカレー粉のふるさとはどこなのかと調べていくと、昔、インドを植民地としていたイギリスの存在にぶつかります。
スパイスを混ぜ合わせてカレーを作ることに慣れないイギリスの人たちのために、簡単にできるカレー粉というものが考え出されたということです。インドのカレーがそのままの形でイギリスで作られたわけではなく、それまであった肉や野菜の煮込んだものに小麦粉でとろみをつけた料理にカレー粉を加えるというイギリス式のカレーができたそうです。そのイギリス式のカレーが、明治時代、西洋からいろんなものを取り入れようとした日本に入ってきたということです。
日本で最初に作られたカレーでは、なぜカエルが使われたのか?なぜじゃがいもやにんじんが入っていなかったのか?の疑問にも答えていますよ。
使われている写真は少し古びていますが、中身はわかりやすくおもしろいです。



































